2020.08.28
来満街道の昔の話を聞いて、小野小町ちゃんを思い出したの。
こんにちは、たんぽ小町ちゃんですの。暑いわ~。お隣の寿賀婆も毎日お着物をピシッと着てるけど、小町も毎日着物だから大変なの。正直言うと全部脱ぎ捨ててこんがり焼かれてみたい、って思うこともあるの。でも小町はやっぱり色白のほうがかわいいわよね、うふふ。
そんなことを考えながら、今日は大湯郷土研究会のみなさんのご案内で「巡見使道歴史散歩」のバスツアーに参加してるの。〈じゅんけんし〉って何?
「江戸時代に幕府のお役人が、各藩の様子はどうかなぁと見て回ったんですよ」と教えてくれたのは、大湯郷土研究会の三上豊さん。昔のこと、大湯のことにとっても詳しいの、そして熱いの。
「その巡見使が通った道が、来満街道なんです」。
来満街道! 青森の方から鹿角に入ってくる道のことでしょ!?
「そうです。今日は大湯南部北家の領分であった神田集落の渡し場まで行きますよ」。
小町のお友だちの小野小町ちゃんは平安時代だから、江戸時代のことはあまり知らないかも、なんて考えながらバスは進むわ。
「折戸の北畠氏の遺跡があります! 不老倉鉱山には昔一万人の集落がありました! 大圓寺の門杉は樹齢二千年です! 街道の目安の一里塚です! 毘沙門神社のケヤキは樹齢三百年です! 当時はストーンサークルの上を街道が通ってました! 錦木塚の近くの来満踏切は昔の名前の名残ですよ!」。
ちょっと待ってちょっと待って、豊さん! ってビックリなお話ばっかりじゃない。とてもこの紙面だけでは収まらないの。鹿角って奥深いのね~。