2020.11.18
第一回【八幡平温泉郷の楽しみ】
魅力いっぱいの鹿角の楽しみ方を、
ヘリテージ・ツーリズムコーディネーターの菅原由紀子さんが伝授。
さぁ、鹿角をディープに旅しよう。
鹿角を存分に 体験できるアクティビティーって、具体的にどんなものがあるの? ということで、今回は良い汗をかいて、温泉でひとっ風呂、身も心もリフレッシュ! という最高のスポットを紹介します。
それは、秋田八幡平温泉郷。八幡平には12種類のトレッキングコースがある。そのなかでも初心者にオススメなのが、八幡平ビジターセンターの目の前にある「大沼」を出発し、大谷地湿原を巡るコース。ブナを中心にホオノキやトチノキなどの広葉樹の森が続き、森林浴に最適です。
森林セラピーロードにも指定されていて、実は科学的にもそのリラックス効果が実証されています。
標高差170mほどの行程なので、初心者でも約3時間程度あればゆっくり自然を愉しみながら往復することができます。
ビジターセンター付近には、活発に沸き立つ泥火山や噴気現象を間近に見ることができる場所も。
トレッキングの後は、後生掛温泉で汗を流し、名物「黒たまご」で空腹を満たす。これ、最高です。
地球は生きてる! と感じられる、行くだけでパワーチャージできる場所。汗をかいた後は、泉質がさまざまな湯めぐりも同時に楽しめるし、携帯など電子機器を全部放り投げて、何にもとらわれないのんびりした時間を過ごすのが大好きです。(菅原さん)
菅原由紀子◯すがわらゆきこ
1983年生まれ。埼玉県出身。父の出身地である鹿角市に移住し、地域おこし協力隊として3年の任期を終える。現在は、鹿角市のヘリテージ・ツーリズムコーディネーターとして、鹿角のディープな魅力を発信するため、日々奔走中。